リズミック・ディスプレイスメント(リズムに変化をつける)

皆さんこんにちは。

以前にご紹介したツーファイブラインの練習は進んでいますか?運指は覚えましたか?スムーズに弾けるようになりましたか?もしまだでしたら、私の「2-5 LINES」のビデオを探してみてください。

いくつかのツーファイブラインを覚えた方は、今度は各ラインのリズムを変化させてみましょう。これは、「リズミック・ディスプレイスメント」と呼ばれているもので、小節の中でフレーズを弾くタイミングを変化させることを意味します。例えば1拍目の表から始まるラインを、4拍目の裏から、4拍目の表から、3拍目の裏からそれぞれ弾いてみましょう。何が起きたか分かりますか?ラインを8部音符ひとつ分ずつ前に移動させたのです。これ同様に、ラインを7つの異なるタイミングから弾き始められるようになります。

なぜこんな練習をするのか疑問をもたれるかもしれません。この練習は演奏におけるあなたのリズム的な自由度を劇的に向上させるものです。さらに、より大きな枠組みで音楽を聞き、感じることができるようになります。ラインの練習を始めてすぐの頃は、「すべてのフレーズを1拍目の表から始め、次の小節の1拍目の表で終わらせる」という典型的なギタリストの悪いクセに陥りがちです。ですが、できるだけ早い段階からリズム的な自由度を上げられるように練習するべきです。

最終的には、例えば4拍目から、3拍目から、2拍目の裏から、と拍を頭の中で数えなくとも感覚的にフレーズを自由なタイミングで弾けるようになるべきです。一番好きなミュージシャンやギタリストの演奏を、音程のことを忘れて聞いてみましょう。彼(または彼女)がどのタイミングでフレーズを弾き始め、どのタイミングで終えるかに注目します。各フレーズがひとつの小節にぴったりと収まっていない、ということにきっと気が付くでしょう。ほとんどの偉大なミュージシャンは、コードや和音に合わせて演奏することができ、リズム的にも自由です。ある程度のレベルに達すると、どんなスケールを知っているかよりも、それをどのように使うかの方が重要になってきます。リズムは音楽の中で最も重要な要素です。地球上で最もクールなラインを弾けたとしても、リズムが悪ければ何の意味もありません。

今月はまずは各ラインを4、3、2拍目の表に移動させるように練習してみてください。4、3、2拍目から始めたきに、それぞれ「どう感じるか」に注目してください。裏拍についてはまた来月解説します。

レッスンのPDFは下記をクリックしてください:

Rhythmic Displacement (added Pitch)

Rhythmic Displacement (No Pitch)

演奏を楽しんでください。

アンリ

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